【アイリスト向け】提案用画像の作り方と見せ方|まつ毛サロンで指名・単価アップにつながる活用術

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カウンセリングで「言ったことが伝わってない」と感じる瞬間、ありませんか。

 

同じ「ナチュラル」でも、アイリストとお客様の頭にある仕上がりはズレていることが多いです。

 

そのずれを埋める道具が、提案用の画像です。ただ、なんとなく見せるだけだと、逆に迷わせてしまうこともあります。

 

この記事では、画像を「他店と違う提案ツール」に変えるための使い分けと見せる順番を、仲間のアイリスト目線でまとめます。

 

読み終わるころには、手元の画像を3つのフォルダに分けるだけでカウンセリングのブレが減らせる型が見えてきます。

 

画像を使わないと起きるズレ

言葉だけの提案でズレが出る一番の理由は、同じ言葉を使っても意味が一緒とは限らないことです。

 

「自然」「華やかめ」「ぱっちり」 このあたりは人によって思い浮かべる仕上がりがかなり違います。

 

業界では、カウンセリングで画像を使わないと、仕上がりへの不満や追加代金のトラブルが出やすいと言われています。

 

こういうサロンは要注意です。

 

  • 「よくあるやつ」という言い方だけで進めてしまう
  • 画像を一枚だけ見せて、「こんな感じです」で終わらせている
  • 同世代の画像だけを見せて、選択肢を与えていない

 

これだと、説明したつもりでも伝わっていない、という状態になりやすいです。

 

判断基準をひとつ持つとしたら、「お客様が『どちらが近いですか』に答えられる状態か」です。これが出来ていないと、提案はそろそろやり直しです。

 

画像がない、というよりも、どの場面で何を見せるかが決まっていないことが原因だと考えてもいいくらいです。

 

カウンセリングを助ける画像は3種類

提案用画像は、たくさんあればいいものではありません。役割ごとに分けて持つと、少ない枚数でもしっかり使えます。

 

比較用の画像

一番大事なのが比較用です。「自然と華やか」「やわらかとくっきり」というように、2枚並べて違いが見える画像です。

 

人は「何が好きですか」より「どちらが近いですか」のほうが答えやすいです。業界でも、同じモデル・同じ画角でカールだけ違う画像を並べる見せ方が推奨されています。

 

確認用の画像

方向が決まったあと、「この感じで進めます」とスタッフとお客様で認識をそろえるための画像です。

 

ここでは新しい選択肢を出さないことがコツです。決まった方向と近い画像を1枚だけ見せて、「この雰囲気で合っていますか」と聴く使い方が見やすいです。

 

避けたい例の画像

意外と忘れられがちなのが「避けたい例」です。「これは近づけたくない」が見えると、提案の幅が一気にしぼれます。

 

迷いやすいお客様ほど、この画像がためになります。

 

3ステップで見せる提案フロー

画像は持っているだけでは効果が出ません。見せる順番が決まっていることが、施術者間での提案のブレを減らします。

 

第1段階:大きな方向を選ぶ

最初は「自然寄りか、はっきり見せたいか」のような大きな方向だけを、比較用の画像2枚で選んでもらいます。

 

いきなり細かい見本をたくさん見せると選びにくくなるので、選択肢は2つまでに絞るのがポイントです。

 

第2段階:同じ系統で好みをしぼる

方向が決まったら、その中で似た系統の画像を並べて、「ここがいい」「ここは避けたい」を一緒に確認します。

 

ここで、避けたい例の画像もセットで見せると、判断が加速します。

 

第3段階:最後に1枚で認識を合わせる

最後は、決めた方向と一番近い画像1枚を見せながら「今日はこの見え方を目指します」と言葉を添えます。

 

ここで新しい画像を足さないことが、最後のずれ防止になります。

 

画像が足りない時の考え方

「手元に見本画像があまりない」というサロンも多いです。そこでやりがちなのが、実写だけで埋めようとしてやめてしまうことです。

 

実写は「例」として強い一方で、お客様の目元と離れていると「それは私じゃない」と感じさせることもあります。

 

比較用画像や余白のある参考画像は、むしろ実写以外の補助画像と相性がいいため、AI画像を使うのもひとつの方法です。

 

使い方としては、例えばこんな分け方です。

 

  • 実写は「当サロンで仕上げた例」
  • 補助画像は「方向を話すための参考」

 

こうやって役割を分けてしまえば、画像が混ざって見えることはありません。

 

NGパターンと提案の順番

最後に、画像を使った提案でよくある起きやすい畑を整理します。

 

最初から画像をたくさん見せる

5枚、6枚と並べて見せると、反応は良く見えても「結局どれもいいなぁ」という状態になりやすいです。

 

推奨は2枚、多くても3枚までです。

 

「好きですか」と聴いてしまう

「好きですか」だと、礼儀もあって「いいです」と返されることがあります。これだと本心が見えてこないことがあります。

 

「どちらがより近いですか」「これは避けたいですか」の聴き方が、本当の希望が見えてきます。

 

画像と言葉を揃えずに使う

画像を見せただけで「こんな感じです」と終わらせると、今日の見え方が説明されずに進んでしまいます。

 

「この画像の、この部分の見え方を目指します」と言葉を揃えると、認識がそろいやすいです。

 

まとめ

提案用の画像はコレクションではなく、「見せる順番が決まったツール」でしたときに一番生きます。

 

  • 比較用・確認用・避けたい例の3種類に分ける
  • 見せる順番を「方向→好み→確認」に揃える
  • 「どちらが近いですか」と聴く

 

今日はまず、手元の画像を3つのフォルダに分けるところから始めてみてください。それだけで、明日のカウンセリングのトーンが変わります。

 

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