デザインを提案したのに「よく分からない」と言われてしまう。言葉でも画像でも伝わらない。そんなアイリストは多いと思います。
業界では、提案の伝わりやすさは、画像そのものよりも「見せる順番」と「言葉の添え方」だと言われています。
SERP上位の記事は「見本を並べるコツ」と並列で書いてあるものが多い印象です。この記事では「現状と取り込みの差を見せる」型に絞ってお伝えします。
仲間のアイリストとして、提案が伝わる画像の見せ方を一緒に見ていきましょう。
「取り込み画像」だけを見せても伝わらない
多くのアイリストが提案で見落としているのは、「こういうデザインがおすすめです」と取り込み見本だけ見せてしまうことだと言われています。
お客様は、取り込み見本だけ見せられても、今の状態との「差」が分からないと思うと言われています。「今とだいぶ違う」と思うと不安になるし、「あまり変わらない」と思うと抹けないとされています。
判断の軸は2つです。
- 提案のときに「今の仕上がり」の画像も見せているか
- 提案のときに「ここが変わります」と言葉で伝えているか
この2つをセットでやると、提案が伝わりやすくなると言われています。
「現状」と「取り込み」を並べて見せる
提案のとき、スマホの画面に、今のお客様の仕上がりに近い画像と、提案したい画像を並べて見せると、「あ、こう変わるの」と一目で分かると言われています。
手順は次の通りです。
- 1. たとえば「今の仕上がりに似ている」画像をスマホで見せる
- 2. その隣に、提案したいデザインの画像を並べる
- 3. 「ここが変わります」と一言だけ言う
「ここが変わります」の部分は、例えば「カールがちょっと強くなるだけ」「長さはミリで言うと 1ミリだけ長くなる」というように、具体的に伝えると不安を減らせると言われています。
提案は「今」の話から始める
提案を「これをおすすめします」から始めると、押し付けに感じられると言われています。代わりに、「今の状態」の話から始めると聴いてもらえやすいとされています。
例えば、
- 「今、右目の太さと0.10、左目と0.12で、右がこれから先に逆がりやすい状態です」
- 「だから、右をもう0.02太めにして揃えると、もちも見た目も揃うと思います」
- 「この方向で進めても大丈夫でしょうか」
この順番だと、提案ではなく「一緒に考えている」ように感じて、受け入れやすくなると言われています。
やってしまいがちなNGパターン
デザイン提案で逆効果になりやすいやり方を先に共有します。
- 提案画像だけ見せて、今の状態との差を伝えない
- 「こちらのほうがいいです」とだけ言って理由を言わない
- ロックオリと思われる言い方で提案して逆に警戒される
- 長い説明をして、お客様が途中で聴くのをやめる
- 提案を受け入れてもらうことをゴールにして、聊ける雰囲気にならない
特に多いのが、提案画像だけ見せてしまうことです。「今の状態」を一言言うだけで、提案の伝わりやすさはずいぶん違うと言われています。
仕上がり見本をたくさん載せるよりも、今と提案を2枚並べるだけで、お客様の理解は進むと言われています。
まとめ
デザイン提案を伝えるコツは、提案画像だけ見せるのではなく、「今」と「取り込み」を並べて見せることです。「ここが変わります」と一言添えるだけで、伝わりやすさはずいぶん違うと言われています。
今日まず1つやることは、明日の提案で、「今の仕上がりに近い画像」も一枚載せた見本集を作ることです。それを隣に提案画像を見せるだけで、伝わり方は変わります。
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