「ホットペッパーの写真、ちゃんと考えているけど予約につながらない」。
クーポンや価格、メニュー名には気を使っているのに、写真だけはなんとなく載せて終わっているサロンは多いと言われています。
でも、お客様は文章より先に写真を見ています。価格も立地も口コミ件数も似ているとき、最後に比べられるのは写真なんですよね。
この記事では「おしゃれに見せる」より「予約判断に使える」写真を、ホットペッパーという「比較の場」に合わせてどう揃えるか、仲間のアイリストと話すつもりでご一緒に見ていきますね。
写真の個数や起ろし方、希望のバランス、足りないときの補い方まで順番に見ていきましょう。
ホットペッパーの写真は「インスタと同じ感覚」では作れない
多くの記事は「明るくてきれいな写真を」で終わりますが、ホットペッパーで効く写真と、インスタで効く写真はちがうと言われています。
インスタは「世界観を見せる場」ですが、ホットペッパーは「近所のサロンと比べて、予約するか決める場」です。見る人のモードがちがうんですね。
判断基準は2つあります。
1つ目は「その写真が何のメニューか一目で分かるか」。まつげパーマなのか、マツエクなのか、本数はどれくらいなのか。説明がなくても分かる状態が理想です。
2つ目は「似た価格帯のサロンと並んだときに、清潔感と丁寧さが伝わるか」。ホットペッパーは1枚ずつより、比較一覧で見られることのほうが多いと言われています。
こういう写真は反応が出にくい、というパターンが、「もやっと雰囲気のある写真」をトップに載せてしまうやり方。ホットペッパーでは、「何が見えるか」がはっきりしている写真のほうが選ばれやすいんです。
掲載する5種類の写真と、それぞれの役割
枚数を増やすより、役割を揃えることのほうが大事です。5つの役割を代わるがわる並べていきましょう。
1つ目は「デザイン写真」。メニューごとの仕上がりで、「何が得意なサロンか」を伝えます。ナチュラル系が得意、束感デザインが得意、まつげパーマが得意など、サロンの色を見せていきます。
2つ目は「ビフォア・アフター写真」。「このサロンに行ったら、こんな風に変われる」と伝わる、説得力のある一枚です。角度・明るさ・距離を揃えて撮ると、比較写真として成り立ちます。
3つ目は「店内写真」。「どんな空間で施術をうけるのか」を伝えます。豪華かどうかよりも、清潔で落ち着いているかが見られています。
4つ目は「施術風景写真」。ベッドでの施術・カウンセリングの様子・道具を整えている姿。接客の丁寧さを伝えてくれます。
5つ目は「メニュー補足写真」。本数比較、カール比較、長さ比較など、「自分にどれが合うのか迷う人」の背中を押してくれます。
判断基準は2つあります。
1つ目は「5つの役割が1つも欠けていないか」。デザイン写真ばかりだと、技術は見えても「サロンの雰囲気」が見えません。バランスが大事です。
2つ目は「上位で出てくる三枚が、それぞれ違う役割を果たしているか」。トップに並ぶ三枚は、クリック前に見られる重要枚数です。何が得意か、どんな仕上がりか、どんな空間かが伝わると勝ちパターンです。
同じクオリティで撮るための4つのルール
ホットペッパーでは、一枚だけ超キレイよりも、「揃っていること」のほうが大事です。そのために、撮るときのルールを決めておきましょう。
1つ目は「光」を同じにする。リングライトを同じ位置に置いて、同じ明るさで撮ると、一覧で見たときの色みが揃います。自然光だけに頼ると、時間帯や天候で見え方が変わるため、照明を固定したほうが安定します。
2つ目は「角度」を固定する。正面・斜め・伏し目など、パターンを絞って撮ると、見比べやすくなります。ビフォアアフターは特に、角度が揃わないと一気に説得力が下がります。
3つ目は「背景」を整えておく。タオル、道具、掛けてあるもの、服の柄などが映り込むと、主役のまつげから目がそれてしまいます。店内写真も同じで、要素を絞ったほうが整って見えます。
4つ目は「距離」を一定にしておく。近すぎても、遠すぎても、一覧で見たときにサイズ感がバラバラに見えます。サロンで「正面はこの距離」と決めておくと、誰が撮っても揃いやすくなります。
判断基準は2つあります。
1つ目は「4つのルールが文字でサロン内に残っているか」。頭の中だけだと、二人目のスタッフが入るとブレます。
2つ目は「1週間の写真を並べて見たときに、色みが揃っているか」。バラバラだと感じたら、明るさもしくは色温度のルールが足りていない状態です。
ホットペッパーでやってしまいがちな失敗パターン
ホットペッパーで反応が出にくいパターンは、実はかなり共通していると言われています。
1つ目は「暗さ」。施術後に急いで撮って、さっと載せて終わり、という流れだと、暗くなりがちです。技術以前に「見づらい」状態は、それだけで大きなマイナスになります。
2つ目は「何の写真か分からない」。目元のアップだけで他の情報がないと、「よく見える」も「何のメニューか分からない」状態です。デザイン名や本数を一言文字で入れるだけで、使える写真に変わります。
3つ目は「加工しすぎ」。肌をつるつるにしすぎたり、明るさを飛ばしすぎたりすると、来店時のギャップにつながります。ホットペッパーは比較の場なので、実物と離れると信頼が減ります。
4つ目は「枚数不足」と「枚数だけ多い」。最低限の枚数がないと情報不足に見えますが、枚数だけ多くてクオリティが低いと、全体の印象を下げてしまいます。
写真が足りないときの3つの補い方
モデルがいない、撮影する時間が取れない、スタッフごとにクオリティがちがう。足りない状態をゼロにするのは大変ですが、補い方はあります。
1つ目は「一回で複数枚をまとめて確保」すること。正面・斜め・比較・店内カットを一度に撮っておけば、後で分散して使えます。
2つ目は「比較・説明画像でメニュー補足枚を補う」こと。本数比較やカール比較は、表や図解でも作れます。必ずしも実写だけで揃える必要はないんです。
3つ目は「サロン向けに作られた画像を、トーンに合わせて取り入れる」こと。ちがうトーンの画像を混ぜるとそれだけで統一感が崩れるため、サロンの雰囲気に合うものを選ぶのが判断基準になります。
判断基準は2つあります。
1つ目は「補う画像が5枚のバランスを崩していないか」。デザイン写真だけ補うと、ビフォアアフターや店内という違う役割が乏しくなります。
2つ目は「近隣サロンと同じ画像になっていないか」。使えるオーナーの人数に上限がある画像を選ぶと、同じ街のサロンと並ぶような事態を防げます。
ホットペッパー掲載写真のまとめ
ホットペッパーで予約を伸ばしたいなら、「おしゃれに見せる」より「予約判断に使える」写真を揃えることが近道です。
デザイン、ビフォアアフター、店内、施術風景、メニュー補足。この5つの役割を揃えることと、光・角度・背景・距離のルールを作ること。
全部を一気にやろうとしなくても大丈夫です。今週は「暗い写真を明るさを上げて差し替える」だけでも、来週は「メニュー名を文字で入れる」だけでも、ページの印象は変わります。
外してはいけないのは、クーポンや価格だけを見直して、写真をそのままにしてしまうこと。価格を下げずに見え方を改善できる、数少ない手段だと言われています。
仲間のアイリストとして、ページの印象を整える一助になれたらうれしいです。
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