初回のお客様の要望を聞き漏らして、仕上がってから「こんなはずじゃなかった」と言われたことがある。そんなアイリストは多いと思います。
業界では、カウンセリングシートに項目を多く記載しても、お客様が「何を選んだらいいか」分からないと、結局要望は伝わらないと言われています。
SERP上位の記事は「記入項目例」を並べてあるものが多い印象です。この記事では「選ぶための見本をどう載せるか」に絞ってお伝えします。
仲間のアイリストとして、初回でも要望を聞き出せるシートの作り方を一緒に見ていきましょう。
記入項目を増やしても要望は出てこない
多くのサロンのカウンセリングシートは、記入項目が多すぎて、初回のお客様が「何を書けばいいか」分からなくなると言われています。
判断の軸は2つです。
- 見本の画像がシートに載っているか
- 3つの選肢から選ぶ形になっているか
画像と選肢しがあるだけで、記入率はずいぶん上がると言われています。
シートに入れる3つの見本
見本画像は、次の3つの設問に3枚ずつ載せると選びやすくなります。
雰囲気の方向
「ナチュラル」「しっかり」「華やか」の3枚を並べると、お客様は「これが近い」と選べます。
太さ・長さのボリューム
「控えめ」「標準」「しっかり」の3枚を並べると、「現在より満たしたい」か「控えめにしたい」かを言いやすくなります。
カールの形
「上げる」「全体カール」「目尻キュット」の3枚を並べると、「メイクとの相性」をイメージしやすくなると言われています。
シートの順番はデザインより先にケア
項目を揃えたら、順番も見直します。初回のお客様では、デザインより先にケアを聞くとよいと言われています。
- 1. 今のまつげの状態(本数、ダメージの有無)
- 2. もちをよくするためのケアの表明
- 3. 雰囲気の方向(3枚画像から選択)
- 4. 太さ・長さのボリューム(3枚画像から選択)
- 5. カールの形(3枚画像から選択)
- 6. 避けたい仮定を一つだけ選ぶ
「ケアの表明」を先にやると、お客様は「このサロンはまつげを大事にしてくれている」と感じて、残りの項目も素直に答えやすくなると言われています。
やってしまいがちなNGパターン
シート作りで逆効果になりやすいやり方を先に共有します。
- 記入項目を増やして背中をなずめるくらい複雑にする
- 見本画像を載せずに「デザイン名」だけで選ばせる
- スタイルメニューの画像をそのまま使う(選肢が多すぎて迷う)
- その場で手書きさせると記入に時間がかかり、施術時間が圧迫する
- 選ぶための設問と、取り込みのための設問を区別していない
特に多いのが、スタイルメニューの画像をそのまま載せてしまうことです。デザインが10種類並んでいると、選べないお客様が多いと言われています。
まとめ
カウンセリングシートで初回の要望を聞き出すコツは、記入項目を増やすことではなく、「見本3枚×3種類」の選択形式にすることです。
今日まず1つやることは、今使っているシートに、「雰囲気の方向」の3枚画像で1項目だけ追加してみることです。
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