「クーポンをたくさん作ったのに、予約されるのはザックリオフクーポンだけ」という話は、予約が伸びないサロンでよく語られます。
ただ、クーポンは作れば作るほど選ばれるわけではなく、逆に多すぎると「どれを選んでいいか分からない」状態になりやすいといわれます。
クーポンが多く並んでいるサロンでも、上位3つだけで予約の大半を占めるという見方もよく語られます。
つまり、下の多くのクーポンはほとんど見られていないということです。
この記事では、クーポンを「3層」に分けて並べる考え方をまとめます。
1. クーポンは「3層」で作る
業界では、お客様はクーポンを上から3〜4個しかまじめに見ないと言われています。
だから、クーポンは詳細を詰め込むより、上から3個に「誰向けか」が違う並びを作るのが先です。
おすすめの3層はこんな感じです。
1つ目:「初めての人限定」で、サロンを試したい人向けのクーポン。
2つ目:「誰向けか」を言葉化したもの(例:下まつげが少ない方、カラコン愛用さん、目尻長めセクシー希望、など)。
3つ目:人気のNo.1デザイン名をそのまま使ったクーポン。
判断基準は、現状の上位3個を見て、「誰向けか」がダブりなく3パターンに分かれているか、これです。
2. クーポン名の「冒頭10文字」を一番重要な部分として扱う
クーポン名は長めに入れられますが、お客様が見ているのは冒頭10文字ほどだけとされています。
だから、この10文字の中で「誰向けか」と「何が得なのか」が伝わらないと、押されにくくなります。
よくある失敗例は、「【お得】上下まつげ両目パーマ+SAVEトリートメント+アイロック」、こんな感じです。
これだと「【お得】上下まつげ」までしか見えていないので、「パーマやりたい人」以外には届きにくいです。
付け直すなら「【初めての方-1,500円】上下両目ケアパーマ」のように、「誰向けか」と「金額」を冒頭10文字以内に詰めます。
判断基準は、現状のクーポン名を3個見て、先頭10文字だけで「誰向けか」と「何が得か」が伝わるか、これです。
3. 値引きクーポンの個数を限定する
クーポンを見て「オフクーポンがたくさん並んでいる」状態だと、お客様は「常に値引きのサロン」と受け取りやすくなります。
実はこれ、押される上で逆効果になりやすい部分です。
「常に安い店」のイメージがつくと、リピーターさんが2回目以降も安い値段を期待してしまい、単価が上がりにくくなります。
値引きクーポンは、クーポン総数の半分以下に押さえて、残りは「提示型」(下まつげプラス・ケアオイル付き・アイブロー付きなど)で埋めます。
判断基準は、現状のクーポン総数に占める値引きクーポンの割合が半分以下かどうか、これです。
4. 「何が含まれているか」を並べる
押されるクーポンとそうでないクーポンを見比べると、押される方は「含まれているものが箇条書きでまとまっている」という共通点があります。
例えば、こんな感じです。
・カウンセリング15分
・上下まつげ120本
・ケアオイル1個プレゼント
・仕上がり画像プレゼント
この4点をクーポンの詳細欄に詰めておくだけで、「ここ、丁寧そう」と伝わりやすくなります。
逆に「上下まつげ・クーポン見せてください」だけだと、「他と何が違うの」と思われてスルーされやすくなります。
判断基準は、主要クーポン3個の詳細欄に、含まれるものが4項目以上箇条書きで並んでいるか、これです。
5. 「期限」と「枚」を入れる
予約を促す上で、「後でいいか」と思われたら負けです。
「6月5日まで」「毎月5名様限定」のような期限と枚を入れると、「今予約しないと」という気持ちが弱いながらも生まれやすくなります。
ただし、この期限を「常に期限切れる直前」にしていると、リピーターさんに「どうせ延びるパターン」と見抑えられて効かなくなります。
例えば、3ヶ月に1回は期限を本当に切らして、別のクーポンに差し替えると、「今だけ」感が保たれやすくなります。
判断基準は、上位3個のクーポンに期限か枚のどちらかが入っているか、これです。
まとめ:クーポンは「数」より「並べ方」
クーポンの適切な個数は10個前後を目安に、と言われています。
14個以上あるサロンは、まずそこから見直してください。
順番は、上から3個の「誰向けか」→冒頭10文字の言葉→値引きクーポンの割合→詳細欄の箇条書き→期限と枚、この5つを上から1つずつ見ていってください。
1点見直すたびに、クーポンを押される割合が伸びやすくなります。
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