「春夏っぽいデザインでお願いします」と言われたとき、「ピンクブラウン」と返すだけだと、提案のチャンスを逃してしまうと言われています。
春夏のお客様が本当に求めているのは、色だけではないと言われています。
「汗と湿気と外出に負けないまつげ」を求めていると言われています。
ここを提案の中心に置けば、「このサロンは季節をわかっている」と思われやすいと言えます。
トレンドカラーをなぞるだけでは、そこまで到達しにくいと言われています。
春夏のお客様の本音は「取れるんだよね」と言われている
業界では、春夏にトラブルが集中しやすいと言われています。
1つ目、汗と皮脂で取れやすくなる。
2つ目、水仕事や海・プールで装着面が崩れやすくなる。
3つ目、コンタクト・花粉・UVケアで目周りを触る回数が増える。
4つ目、エアコンの下にいる時間が伸び、乾燥でグルーが劣化しやすい。
オーダーしたお客様はこれらを言語化できずに、「薄めに」「軽めに」という言い方で表現すると言われています。
これを「薄め=本数を減らす」と取ると、提案がイマイチになりやすいと言えそうです。
提案すべきは「本数を減らす」ではなく「グルーを変える」
春夏のトラブルの初期対応は、本数も太さもいじらないと言われています。
変えるのはグルーだけでよいとされています。
冬場に使っていた長持ちグルーは、湿度が高い现場だと硬化スピードが乱れると言われています。
朝はちゃんとついていたのに、夕方にスポッと取れるケース。
これは技術の問題よりも、グルー選定の問題とされています。
春夏は湿度耐性の高いグルーに切り替える手順がよく言われます。
お客様にも伝えます。
「今日から梨雨用のグルーに切り替えました」と伝えるだけで、信頼が上がりやすいとされています。
春夏のデザインは2つの基準で振り分ける
春夏デザインを提案するときの振り分けは、シンプルにしたいです。
1つ目、「顔の面積を軽く見せたいか」。
2つ目、「現状のまつ毛・すっぴんの量」。
この2つを聞けば、大体の提案は一本道に辿り着くと言われています。
1つ目:顔を軽く見せたい人には「上黒・下茶」
「春だからカラエク全体ミックスしましょう」と提案されるサロンも多いようです。
これは半分正解ですが、実は「多すぎる」こともあると言われています。
顔を軽く見せたいなら、上まつ毛は黒、下まつ毛のみブラウン系。
これだと正面から見たときには黒みが残り、横顔になった瞬間に下まつ毛の明るさが出ると言われています。
「写真で重く見えないのに、鮮やかさは残る」状態に近づきやすいとされています。
一般的に人を選ばないバランスと言えそうです。
2つ目:すっぴんが多めの人はカラーよりも「太さを下げる」
30代以上のお客様で多いのが、「すっぴんが見える」タイプと言われています。
ここにカラーを入れると「薄付きのすっぴん」に見えてしまうケースもあるとされています。
提案しやすいのは太さを0.15ミリから0.12ミリに下げて、本数を逆に増やすという手順です。
同じまつ毛の下に1本太めを付けるよりも、隣と隣にそれぞれ薄めを1本ずつ付けた方が、すっぴんが目立ちにくくなるとされています。
「これだとすっぴんが目立ちにくくなります」と伝えると、お客様の表情が明るくなりやすいと言われています。
カラーをやるなら、中央・目尻に边りを集める
春夏の記事だと「カラーミックスで軽やかに」とよく書かれています。
ただ、実際のサロンで一番失敗しやすいのがカラー選びだと言われています。
推奨されるバランスは中央と目尻側にカラーを集め、目頭には入れないという考えです。
目頭にカラーを入れると、クマに見えやすいとされています。
中央に薄い赤みのブラウンを入れると、顔の中央に軽さが出やすいとされます。
目尻にモーヴブラウンを入れると、職場でもバレにくいと言われています。
この「バレにくいカラー」が、実は春夏オーダーの検索上位ワードと言われています。
NGパターン:Dカールのランダム使いを出張・旅行予定者に提案する
Dカールをランダムに仕込んだデザインは、写真だとかわいいとされています。
ただ、出張や旅行で湿度の高い地域に行く予定のあるお客様には、受けが悪いと言われています。
朝のサロンで揃えたDカールのランダムが、湿度と体温で伸びて見えてしまうケースもあるようです。
出張や旅行の予定があるお客様には、ダクトリースよりも、そろった並びのデザインを提案しやすいとされています。
春夏の乱れを許容したスタイルより、現地の湿度の方が強いと言われています。
「サラサラした仕上がり」を謳うなら、コーティング剤はセットで
春夏のサロン言語でよく使われる「サラサラした仕上がり」。
これはコーティング剤を使うかどうかで伝わり方が全く違うと言われています。
コーティング剤なしだと、接着面のグルーのツヤ感が邪魔して、「サラサラ」とは言えない仕上がりになりやすいとされています。
仕上げにコーティング剤を入れるだけで、手触りも見た目もワンランク上がるとされています。
このコストは一人あたり数十円だが、長期的に見るとリピートに返ってくるとされています。
反転:春夏こそ「冬色」をとっておくと逆に選ばれる
最後に逆説を一つ。
春夏のよくあるオファーは、「明るいカラーセット」だと思われています。
ただ、あえて「黒+ダークブラウン」のコースを春夏メニューに並べるサロンもあります。
オフィスワークや冠婚葬祭の多い世代は、「明るすぎるカラー」を避ける傾向もあります。
でも他店で「夏はカラー一押し」になっていると、選択肢がなくなりやすいと言われています。
あなたのサロンが「夏でも上品なダークコース、あります」と言えると、「ここなら、ちゃんと提案してくれる」と思われやすいとされています。
春夏だからこそ、冬色メニューを残しておく。
これが「その店ならではの提案」になりやすいと言われています。
スタッフ全員で揃えたい3つの言葉
最後にスタッフで揃えたい言葉をまとめます。
1つ目、「今日から梨雨用のグルーに切り替えました」。
2つ目、「すっぴんが見えにくくなるデザイン、ご提案してもいいですか」。
3つ目、「今日は仕上げにコーティングケアを一本一本施しますね」。
この3つはそれぞれ「ここはちゃんとしている」と伝わりやすい言葉とされています。
デザインのおしゃれさよりも、この3つをサロン全体で揃える方が、リピートにも口コミにも効きやすいと言われています。
提案力をもう一段上げたいアイリストさんへ
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