「投稿に使える画像が、もうない」。アイリストさんなら、何度か感じたことがあると思います。
仕上がりの写真を撮りためているつもりが、いざ投稿しようとすると、似たような画像ばかり。許可をいただけない日が続いて、ストックが急に減ることもあります。
多くの記事は「撮影テクで増やしましょう」と書いていますが、現場の本当の悩みは「撮れる日が限られている」ことです。
この記事では、撮影テクではなく、「撮れない日があっても投稿が止まらない5つの仕組み」をお話しします。
仲間のアイリストに話す感じで、ゆっくり見ていきましょうね。
「画像が足りない」は撮影量ではなく仕組みの問題
画像不足の話になると、まず「もっと撮りましょう」と言われがちですが、現場で本当に詰まっているのはそこではありません。
業界では、画像が足りなくなる原因の多くは、撮影量ではなく、ストックの仕組みがないことだと言われています。撮れる日にたくさん撮っても、整理されていないと、いざ使うときに見つかりません。
判断基準は2つあります。
1つ目は「次の投稿で使う画像を3秒で出せるか」。「あの画像どこだっけ」を毎回探す状態だと、画像はあっても使えません。
2つ目は「撮れない日があっても、その週は投稿できそうか」。1日撮れないだけで投稿が止まるなら、ストックの仕組みが弱いサインです。
NGパターンは、撮れない日に「いい画像が撮れたら投稿しよう」と見送ること。見送りが3回続くと、人間の脳は投稿を止めるモードに入ってしまいます。
撮れる日の「まとめ撮り」で1か月分を作る
毎回その場で撮ろうとすると、必ず詰まります。撮れる日にまとめて撮るほうが、運用がラクになります。
業界では、月に1〜2回のまとめ撮りでストックを作っているサロンが多いと言われています。1回の撮影で複数のデザイン、角度、雰囲気カットを取っておくと、1か月分の素材が揃います。
判断基準は2つあります。
1つ目は「同じ日に複数の角度で撮っているか」。正面、やや斜め、伏し目など、3パターンを同じデザインで撮っておくと、別の投稿に使い回せます。
2つ目は「仕上がり画像と一緒に、雰囲気カットも撮っているか」。手元、道具、店内、椅子のすみなど、肖像権の心配がない画像も同じ日に撮ります。
NGパターンは、毎日少しずつ撮ろうとすること。施術の合間は時間が限られているので、品質がばらつきやすく、結局使えない画像が増えます。
過去画像の「再利用フォルダ」を作る
過去に撮った画像の中には、まだ投稿していないものや、別の切り口で使えるものがあります。再利用フォルダを作っておくと、いざというときに頼れます。
判断基準は2つあります。
1つ目は「3か月以上前の画像を見直しているか」。過去の画像を別の角度でトリミングしたり、文字を入れ替えたりすると、新しい印象になります。
2つ目は「同じお客様の画像を、別の切り口で出していないか」。同じ画像を短期間で繰り返すと、見ている方は気づきます。3か月以上は間隔を空けるほうが安心です。
NGパターンは、過去画像を加工で大きく変えてしまうこと。明るさやトリミングの調整は良いですが、色や形を大きく変えると、来店後にギャップが生まれます。
過去の画像をデザイン別、季節別、テーマ別にフォルダ分けしておくと、リピートのお客様への提案にも使えます。
サロンの雰囲気カットを「投稿の3分の1」に
仕上がり画像だけで投稿を回そうとすると、撮影の負担が大きすぎます。サロンの雰囲気カットを、投稿全体の3分の1に入れると、運用がラクになります。
雰囲気カットは、店内の様子、道具、手元、椅子のすみ、入口の植物など、いつでも撮れて、肖像権の心配がない画像です。
判断基準は2つあります。
1つ目は「店内の様子が定期的に投稿に入っているか」。仕上がり画像ばかりだと、空間の安心感が伝わりにくくなります。
2つ目は「雰囲気カットのトーンが、仕上がり画像と揃っているか」。明るさや色みがバラバラだと、一覧が雑然とします。
NGパターンは、雰囲気カットを「間を埋めるだけ」と思って、適当に撮ること。サロンの雰囲気を伝える大事な画像なので、仕上がり画像と同じ気持ちで整えます。
「撮れない日の差し替え画像」を用意しておく
体調不良、許可をいただけない日、デザイン説明だけしたい日。撮れない日のために、差し替え画像を準備しておくと、投稿が止まりません。
差し替え画像には、文字カード、サロンの雰囲気カット、サロン向けに作られたAIまつげ画像、過去画像の4種類を用意しておきます。
サロン向けのAI画像は、デザインサンプルや雰囲気カットに使いやすく、1画像のオーナー数に上限があるものを選ぶと、近隣サロンとかぶる心配が減ります。
判断基準は2つあります。
1つ目は「差し替え画像が、サロンの雰囲気と合っているか」。ナチュラル系のサロンに、濃いめのAI画像を入れると違和感が出ます。
2つ目は「差し替えだと分かるように使い分けているか」。仕上がり画像とAI画像を完全に同じ並びにすると、見ている方が混乱します。デザイン説明や雰囲気カットなど、役割を分けて使います。
NGパターンは、AI画像を仕上がり画像のように見せてしまうこと。来店後のギャップで、信用が落ちてしまいます。
まつげサロンの投稿画像不足のまとめ
画像が足りないと感じたら、撮影量を増やすより、仕組みを整えるほうが効きます。
撮れる日にまとめて撮る。過去画像の再利用フォルダを作る。雰囲気カットを投稿の3分の1に入れる。差し替え画像を準備しておく。
この4つができていれば、撮れない日が続いても、投稿が止まりません。
「今週もゼロから何を上げよう」と考えていた時間を、ストックから選ぶ時間に変えていくイメージです。
サロン向けに作られたAI画像を常備しておくと、「使える画像がない」状態を防げます。仕組みづくりから、少しずつ整えていきましょうね。
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