AIまつげ屋さんの結論としては、
- 利用を推奨はできないが、
そのデザインを再現できるなら
自己責任で判断。 - お客様が混乱する使い方はNG
HPBでのAIルールの確認
以下のように記載されています。
議論が行われているのは以下の2つだと思います。
①実際に受けることのできない商品・サービスなどを表すイメージ写真はご使用できません。
②再現性がないため必ずスタイリストが作ったスタイル写真を使用してください。
①実際に受けることのできない商品・サービスなどを表すイメージ写真はご使用できません。
パッとみてAIがダメ!
と言っているようも見えますが、
これは、AIで作ったものに限らず
実際に受けられないデザインの写真は
使用できませんという意味だと思います。
AI写真自体が禁止とは記載されていません。
実際に受けることのできないデザイン写真がダメです。
それは、
AI以外のことでも同様だと思います。
- 加工して色味や質感が変わった写真
→実際に施術していない色や質感になるのでNG
→再現できない色味や質感になるのでNG
- 技術が上手いスタッフが作ったデザイン
→他のスタッフで再現できない人がいるならNG
- 美容室などでよくあるモデルのイメージ写真
→そのモデルを自分でカットカラーしてないならNG
- デザインを選ぶカタログ写真
→自分でやってないないデザインも紹介しており、これもできるとお客様は勘違いするのでNG
このように
AIに限らずそれ以外のものも同様に
NGと捉えることができます。
そのため、
AIだからどうっては話ではなく、
再現できないものは使用禁止(AIも含む)
という意味だと解釈しています。
そして、
実際には①に当てはまる様々な写真が
使われているのが現状です。
そのため、
ある程度再現できる可能性があるものであれば、
AIに限らずモデル写真だろうが、
ヘアカタログや違うスタッフがやったもの、
すでに退職したスタッフがやったもの、
なども利用OKなのが現状な印象です。
逆に再現できて
お客様が不快な思いをしなければ、
AI写真やその他の写真などの使用はOK
と解釈することもできます。
AI自体がダメとは言われていません。
また、そもそもAIがダメであれば
他のものも全てアウトだと思っています。
②再現性がないため必ずスタイリストが作ったスタイル写真を使用してください。
こちらも
再現性がないとお客様が困るため、
実際に作った写真を使いましょう!
という意味だと思います。
これに関しても、
以下のように考えることができます。
- 技術が上手いスタッフが作ったデザイン
→他のスタッフで再現できない人がいるならNG
→スタッフ全員が再現できる写真を使うべき
- 今は現場にいないスタッフが施術した写真
→他のスタッフが再現できないのでNG
- 今は現場に出てないオーナーの施術写真
→他のスタッフが再現できないのでNG
しかし、
実際にはこの程度の範囲であれば使われています。
著作権フリー写真についても、
接客のイメージ写真などで
使っているサロンが多いのが現状です。
また、他の内容になりますが、
ヘッダー写真への文字入れや、
根拠のない数字を文章に含める事なども
規約違反ですが使われてきました。
結論
AIに限らず、
すでに多くのサロンが規約違反をしており、
そもそも完全に規約を守れているサロンは
ほとんどないと感じます。
交通ルールでも
スピード違反や運転中のスマホはダメですが、
実際にみんなしており、
ある程度は黙認されているのと同じだと感じます。
それらを踏まえて
AIまつげ屋さんの結論としては、
- 利用を推奨はできないが、
そのデザインを再現できるなら
自己責任で判断。 - お客様が混乱する使い方はNG
今後は使うサロンが
増えていくと思いますので、
時代に合わせてうまく使っていければと思います。