ホットペッパーの写真を選ぶとき、つい「これ可愛い」というアイリスト目線で選んでしまいがちです。
ただ、押される写真と、アイリストが好きな写真は、別物になりやすい部分です。
反応が出ていない写真は、ほとんどが「サロンが見せたい角度」で撮られているという見方もあります。
今回は、お客様が「予約ボタンを押したくなる写真」の判断基準を、5つに分けて整理します。
1. 「自分に入れたらどう見えるか」が分かる角度か
お客様が写真を見るとき、頭の中はこうです。
「これを自分の目に入れたら、どう見えるんだろう」。
だから、横顔・斜めのアップ・上から見下ろし、この3パターンが揃っていると判断してもらいやすくなります。
逆に、サロン掲載でよく見る「真上からの目閉じショット」だけが並ぶと、押されにくくなります。
判断基準は2つあります。
1つ目は、メイン画像6枚の中に横顔・斜め・上から見下ろしの3角度が入っているか。
2つ目は、5枚以上が同じ角度で並んでいないか。
1つ目がNO、または2つ目がYESのサロンは、まずここを見直してください。
2. デザインが「言葉で言える」仕上がりか
お客様は「このまつげ、どういう感じ?」と言語化できない写真を押しません。
「可愛いんだけど、なんて呼べばいいか分からない」という状態が、伸びにくいパターンです。
例えば、フォックス・束感・キュートダウン・ナチュラル盛り・下まつげ重点、こういう言葉でぱっと言える仕上がりは押されやすくなります。
反対に、「本当に似合うデザイン」「トレンド感」のような、見ても具体像が浮かばない言葉しか出てこない写真は、押すための理由が作りにくいです。
判断基準は、「写真を3秒見て、デザイン名を3語以内で言葉にできるか」、これだけです。
3. 背景とモデルの肌の色が近すぎる
意外と見落とされるのが、背景とモデルの肌のコントラストです。
白背景で肌も明るめ、というパターンだと、まつげの輪郭がぼやけて見えにくくなります。
一覧画面でユーザーは数秒しか見ないと言われているため、コントラストが弱い写真は「何が写っているか分からない」と判断されてスルーされやすくなります。
判断基準は2つあります。
1つ目は、背景と肌の明るさに明らかな差があるか(背景黒め+肌明るめ、または逆)。
2つ目は、まつげの輪郭がスマホ画面でぱっと見て追えるか。
この2つが揃わない写真は、どんなに仕上がりがよくてもスルーされやすくなります。
4. 「サロンが見せたい」が先に出ている
よくあるNGパターンは、今人気のデザインより、「こだわりの難しいデザイン」を並べてしまうケースです。
サロン側からすると思い入れがありますが、お客様はその手間を知りませんし、そもそもそのデザインを検索する人が少ないこともあります。
メイン1枚目に置くのは、「サロンが見せたいデザイン」ではなく、「その商圏で検索されているデザイン」です。
判断基準は、そのデザイン名でHPBを検索して、同じエリアで1ページ目に多くのサロンが表示されるかどうか、これです。
5. 口コミと写真が一致しているか
意外と見落とされるのが、口コミと写真のズレです。
「ナチュラルに仕上げていただきました」という口コミが多いのに、メイン写真が全部目尻長めセクシー系、というケースが見受けられます。
これだと、「ナチュラル寄りの人」はスルーし、「目尻長めセクシーの人」は口コミを見て「思ってたのと違う」と離脱しやすくなります。
両方を取り逃がしてしまう状況になりがちです。
判断基準は2つあります。
1つ目は、直近3ヶ月の口コミ10件を読んで、主にどんなデザインをやっているかを言葉にできるか。
2つ目は、その言葉とメイン写真6枚中4枚以上が一致しているか。
この2つが揃うと、ようやく「口コミと写真が一致したページ」になります。
まとめ:アイリスト目線ではなく、お客様目線
写真を選ぶときに「これ艶っぽい」「これデザイン凝っている」というアイリスト目線を一旦離してください。
見るのは、「スマホを持ちながら、たまたま見つけた一般のお客様の目」です。
5つの判断基準を上から1つずつ見直してください。
この順番は重要で、上にあるものほど伸びの幅が大きい部分なので、一番上から順に手をつけてください。
ちなみに、この5つを都合よく取り揃えた写真を自分で撮るのはかなり難しいため、AI画像を使うサロンも増えています。
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